コンクリート土間補修 小さな部分にも光るプロの技
この記事についているタグ:営業佐藤です
こんばんは。 アナログ・ヒゲおやじ・佐藤 です。暑い日が多くなり、極度の暑がりな私は、既にワイシャツも半袖です。
もちろん、車内は冷房を入れて、クール宅急便状態なのは、言うまでもありません。
さて 今回は小面積の土間の補修についてです。
土間の補修もいろいろあります。
欠損部の補修・クラックの補修 等々ありますが
今回は既存土間とL型溝の段差埋めです。
車庫土間を道路のL型溝に合わせて 施工したのですが、 道路工事のためL型溝が新しくなり、 車庫土間との間に 15mm程度の段差ができて車庫土間に 水が溜まる様になってしまいました。 |
まずは盛付ける範囲をチョークで描きます L型溝から土間に水平器を渡して勾配が 道路へ向かう様に範囲を決めます。 |
コンクリート表面を清掃した後、 盛り付ける範囲に接着剤を塗ります。 丁寧に二度塗りするのがキモです。 |
モルタルを練ります。 一般的なポルトランドセメントではなく 軽量骨材・繊維が混入されている配合モルタルを使用。 |
それに5号硅砂を混ぜます。 モルタルを練る時の砂の代わりになります。 |
硅砂は非常に細かいので、 薄くモルタルを塗るときには重宝します。 |
洗い砂を使ってもかまいませんが その場合は必ず篩(フル)う事をお薦めします。 砂の粒が大きいと仕上がりが悪いだけでなく 既存土間との接着も悪くなってしまい 短期間に剥離しやすくなってしまいます。 |
そして練る時に接着剤を混ぜます。 剥離を防ぐためにこれも絶対忘れてはいけません。 そして十分に良く練ります。 |
モルタルを塗り付けます。 |
タマリュウを植えた溝があるので 貫(ヌキ)や薄ベニアで枠を付けて塗り込みます。 |
面コテを当ててL型溝との接合部にV目地を彫ります。 |
仕上げ用のコテで再度押さえます。 柔らかく・コシのあるコテで何度も押さえます。 |
最後に縁の部分を刷毛でなじませて 完成です。 この作業も大切です。 丁寧に、水は多く付け過ぎないことも 重要です。 |
小さな部分にも、プロの技はあるものですね。
日曜大工の参考にしてみてください。
コンクリート(モルタル)は固いもの それだけに割れやすいもの とご理解ください。
小さな補修工事も どうぞ弊社へご相談ください。
この記事についているタグ:営業佐藤です