ブロック塀がRC壁になる???
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こんばんは。アナログ・ヒゲおやじ・佐藤です。一昨日の店長のブログで酷い顔にされた佐藤です。
あれはきっと先週の仕返しだったのでしょうねぇ。
さて今週は、特殊左官仕上げの現場をご紹介しましょう。
まず、ご用意いただくものは 目地切り仕上げのブロック塀。 これをRCの打放し風に仕上げます。 |
この形で施工終了という現場も よくある形なのですが 今回はさらにクールに仕上げます。 |
まずは壁全体に特殊モルタルを塗ります。 無収縮モルタルでブロックの目地を 消します。 |
下地の出来た壁に水平な墨を出します。 この墨を基準にPコンの模様を付けます。 PコンとはRC壁にある丸い模様のことで 実際のRCでは型枠を組む時の セパレーターの埋め跡の模様です。 |
等間隔に丸いシールを貼ります。 これがPコン跡になります。 |
全体に接着剤を塗ります。 下地モルタルと仕上げモルタルの 付きを良くするためです。 |
接着剤が半乾きのうちに 仕上げの薄塗りをします。 均一に何度もコテでしごいて 仕上げ塗りをしていきます。 手間が掛りますが ここが職人の腕の見せ所です。 |
養生・乾燥させて施工終了です。
ここまでもちろん雨は大敵です。
施工前 | 施工後 |
Pコン跡や型枠の継ぎ目も再現されています。 本当のRC仕上げと区別がつきません。 こうなると、一つの芸術品ですね。 今回はRC風特殊左官仕上げをご紹介いたしました。 |
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