今年も害虫が多く発生しています。チャドクガの幼虫の駆除方法について210607Sa
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こんばんは。アナログ・ヒゲおやじ・佐藤です。梅雨に入りそうでいて、なかなか梅雨らしくならない東京ですが
皆さんの地域ではどうですか?
マスクをしての夏は暑くて息苦しいですが、皆のため我慢です。
職人さんたちも、これからの季節は辛いですが、マスクをして頑張っています。
今年の冬も暖かかったせいか、生物の勢いがいいですね。
困ったことに毛虫の勢いも強い様です。
今回は毛虫の話なので苦手な方はパスしてください。
どこにでも居そうな「蛾」です。 一般的に蝶は葉や花に留まって休む時に 羽を閉じますが、蛾は開いています。 この写真の蛾の名前は「チャドクガ」です。 そうです、毛虫として悪名高きチャドクガの 成虫です。 |
チャドクガは、一般的には1年間に2回発生します。
今が1回目のピークの後半の時期です。
次は8月の半ば頃にピークが来ます。
ご存じの通り、チャドクガの幼虫の表面には細かい体毛が有り
その中の毒針毛という毛が危険なのです。
※ 毒針毛は長さ0.1mmほどなので、目には見えません。
体表に見える毛とは違います。
卵から孵化すると葉を食べて一気に大きくなり、集団で葉を食べる様になります。 成虫はツバキやサザンカを好んで卵を 産みつけますので、毛虫はこれらの葉を 好んで食べますが、廻りの葉にも移動します。 この時期が人体に一番危険です。 毒針毛は幼虫の体を離れても、毒は残りますのでとても厄介です。 風に飛ばされて皮膚に刺さるだけで痒みを発します。 洗濯物に付着しても肌に刺さると痒みを発します。 |
駆除はご自分でも出来ます。まずはホームセンターで殺虫剤をお求めください。
同時にゴム手袋も買ってください。
駆除するときは、防止、マスクで覆い、必ず長袖シャツにゴム手袋をしてください。
更にタオル等で肌の露出部分を覆えばベストです。
大きなゴミ袋を用意して、毛虫の付いている葉のある枝を切り、袋に入れます。
殺虫剤を噴霧するのはまだです。他の樹木の葉もチェックしてください。
全て袋に入れたら、袋の口を厳重に縛ります。そのあと更に袋に入れ二重にして
ゴミ処理してください。
※ 役所によって処理の仕方を指示しているところもありますので確認してください。
最後に樹木から少し離れて殺虫剤を撒きます。
外でタオルでそっとシャツや帽子をはたいてください。
最後にゴム手袋したまま水道で洗ってから外せば大丈夫です。
手に負えない様でしたら無理をせず弊社にご相談ください。
早めのチェックが大切です。サザンカやツバキがお庭に有る方は
時々葉裏をそっと覗いてみてください。 そっと。。。 ですよ。
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