背の高いフェンス(多段フェンス)の基礎施工方法。。 *同業者必見。。 T201031
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こんばんは。
店長藤倉です。
今週は天気も良く、現場日和が続き
多数の現場が待っている弊社としては
最高の1週間でありました。。
年末までこのペースで突っ走りたいと
思います。。
体力が持つまで踏ん張ります。。
そして・・・・、
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高さがH1.8m以上あるフェンス工事は
弊社でも多数の現場をこなしていますが・・、
メーカー規格の基礎が大きく、正直メーカー
規格でやる施工は特に都内では現実不可能な
現場が多く、施工業者基準となっているのが
現実です。。
もちろん、台風や昨今の強風で倒れる分けには
いきませんのでしっかり施工しなければなりません。
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一つのやり方として弊社では一般的な
独立基礎を使用し、そのままでは強度が
不安ですのでその基礎の周りにコンクリート
を巻き込んで補強をする施工をします。。
少しでも境界際に柱を立てられるメリットと、
独立基礎に柱を建てるので施工性も良い
方法であります。
メーカー規格では大きな四角の真ん中に柱を
建てるので境界よりかなり内側になってしまい、
また、柱を建てるのも大変あります。。
(境界より20僂眛眤Δ肪譴魴てるって・・・
本来ありえないでしょ・・・・・・。。)
各メーカーは風速試験等々で安全な規格を
記載しますが・・、現場基準ではありえない
施工規格になります。
(何かあってからの責任逃れでもありますが
すべて施工業者の責任にするのもずるい。)
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こちらも境界際のブロック塀と、擁壁の間に
H1.8mのフェンスを施工しましたが・・・。。
本来のメーカー規格の基礎は施工できません。
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コンクリートが絡むように柱に鉄筋を
差し込み、既存の擁壁にLアングルで
固定する事で強度を上げています。。
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コンクリートの幅は12冂しかありませんが
燐家のブロックで風が抜けにくい事もあり
フェンスが吹っ飛ぶ事は避けられるかと
思います。。
このようなあまりにも基礎が規格より小さく
なる場合は、お施主様に説明し、施工方法を
事前に説明する事が必要です。。
そしてよっぽど危険で危ない施工になる
場合はもちろん出来ないとお断りします。。
『出来ない物は、出来ない!!』とはっきり
言う事もプロとして当たり前であります。。
アルミメーカーさん・・・・・・・・・
現場の努力と、苦労と技術をもっと知って
もらえれば幸いです。。
私はこれからも大手アルミメーカーさん
にも愚痴を言い、文句を言い、意見を
言っていきますよ。。
嫌われたっていいさっ・・・ フフッ。。
今日はちょっと愚痴が多いブログとなり
ました。。
それでは。。
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