『フローティングステップ(浮き階段)が魅力的なエクステリア 世田谷区S様邸』その3 171123E
こんにちは、設計の遠藤です。 今日は祝日ですが、 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 午前中に降っていた雨も上がり晴れてきました。 午後は気持ちよく外出できそうですね。 |
世田谷区S様邸の その3 「最終回」です
1回目と2回目はこちらから
『フローティングステップ(浮き階段)が魅力的なエクステリア 世田谷区S様邸』その1
『フローティングステップ(浮き階段)が魅力的なエクステリア 世田谷区S様邸』その2
S様邸には外構と密接にかかわった、建物の設計における大きな特徴があります。
それが玄関ホールに設けられた横に長い「地窓」です。
←施工前 ドアを開けてすぐ、玄関ホールと廊下に沿って 横にたっぷり、ながーくとってあります。 地窓については、以前にも簡単に説明させていただいておりますが 外側の景色を強調するように、 建物をくりぬいた窓なので、 否応なしに目にとびこんできます。 |
ですから、外側のしつらえは、建物にとっても重要な構成要素のひとつでもあります。
S様邸の場合は、
さらに
室内にも装飾できるスペースを設けて(写真のビニールの置いてある土間部分)、
外との連続性をもたせる設計になっているので、とても重要な見せ場になっています。
今回S様邸では、
景石と、六方石と、苔と、化粧砂利でシンプルに小さな庭を造りました。
外と中の共通のベースには、3色の化粧砂利を使い、
外と中をつなげ、流れるように配置しました。
背景はそのままではブロック塀が丸見えとなってしまうので、
Takashoさんのエバーアートボードを貼っています。
夜はスポットライトの照明がより効果的に演出します。
外の苔は本物の苔を貼っています。 水はあまり必要としませんが、 それでも水がないと枯れてしまいます。 また、 場所が場所なので、水遣りもなかなかやるのが大変です。 そこで、 自動で水やりができる 自動潅水システムの ミストスプレーを設置しました。 ほぼメンテナンスはフリーとなっています。 |
とても素敵な地窓の景色ができあがりました。
ここのところ、地窓を採用する建物が増えてきています。
外側の計画も考慮しないと、重要な部分が、逆に残念な場所となってしまいますので、
地窓があった場合は、必ず外構屋さんのプランを確認するようにしてください。
↓こちらは地窓とは反対側のスペースです。
人工竹垣の門扉です。 | 門扉を入った内側です。 隣地目隠しにTakashoの人工竹垣を採用 |
勝手ドアのステップ | ステップは 便利な収納スペースになっています。 |
S様邸のエクステリア、いかがでしたでしょうか。
いろいろな見せ場があり、
これからエクステリアをお考えの方には
とても参考になる事例かとおもいます(^_^)
S様、この度はご依頼いただきありがとうございました。
とても喜んでいただき嬉しくおもいます。
これからも、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ではまた。^_^
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