紅葉にみる落葉樹のすすめ。 171016sa
この記事についているタグ:営業佐藤です
こんばんは。 アナログ・ヒゲおやじ・佐藤 です。突然、晩秋から初冬の肌寒さになりましたね。
皆様お風邪を召してはいらっしゃいませんか?
今年は肌寒い小雨交じりの中で箱根駅伝の予選会が行われましたが
今年もまた農大は出場権を得ることができませんでした。 残念…
(ヒゲおやじは農大OBです)
悲しい思いは今年の街路樹の色づきも同じでしょうか… ハナミズキが早くも色づき始めましたが 準備期間が無かったせいか、綺麗ではないように思います。 |
ご存知の様に、美しく紅葉するためには昼と夜の大きな 温度差が必要です。 そのためには、澄んだ空気の秋晴れの日が不可欠です。 なのに、今年は… 長雨・低温のために… |
里山の紅葉をみると赤い葉、黄色い葉、 褐色の葉 とさまざまです。 赤く色づく紅葉(コウヨウ) 黄色く色づく黄葉(オウヨウ) 褐色になる褐葉(カツヨウ) と呼びます。 |
落葉樹の葉の中には 緑色の色素 クロロフィルと、黄色の色素 カロチノイド が含まれています。 春から夏に成長していく葉の中では 光合成が活発に行われクロロフィルが優勢です。 秋になり葉が老化し始めると色素も分解されていきます。 一般的にはクロロフィルが先に分解されていくため カロチノイドの黄色が露顕してきます。 それと同時に老化の過程でアントシアニンが作られます。 これが赤い色素で、葉を紅葉させるのです。 |
黄葉の代表種はやはりイチョウでしょうね。 クロロフィルが分解された後カロチノイドが ゆっくり分解されるため黄葉になると 考えられています。 |
紅葉の代表種はナナカマドでしょうか。 クロロフィルとカロチノイドが急速に分解され アントシアニンが合成されます。 |
黄葉から紅葉へと変化するヤマモミジ。 上記の変化が葉の中で順次起こっていると 考えられています。 |
日本には四季があり、 落葉樹には季節ごとに移ろう色があります。 常緑樹にはない情緒がそこには有るとおもいます。 落ち葉の掃除が大変だから…もわかりますが ぜひ、玄関前のシンボルツリーに お庭のメインツリーに落葉樹を植えてみてください。 |
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