木目の付いたRC造門袖壁を作る 目黒区S様邸
この記事についているタグ:営業佐藤です
こんばんは。アナログ・ヒゲおやじ・佐藤 です。この一週間も利根川上流にはまとまった雨が降らず
八木沢ダムの貯水量は回復しませんでした。
関東地方は、空梅雨のままで梅雨が明けそうですし
台風の発生も例年より少なく、関東の水不足はますます深刻化しそうです。
今回は木目RC壁の施工例を紹介します。
RC造といえば一般的に表面がフラットな「打ち放し仕上げ」が一般的ですが
型枠に杉板を用いてその木目をRCの表面に転写する仕上げがあります。
RC打ち放し壁の例 | RC木目壁の例 |
施工手順を追って、ご説明しましょう。
掘削をして、砕石を敷き転圧をします。 |
捨てコンを打って配筋をします。 |
底板のコンクリートを打設します。 壁の配筋も完了しました。 ここまでは打ち放しも同じです。 |
型枠に使う杉板を焼きます。 |
焼いた杉板をタワシで洗います。 焼いたことにより 杉板の柔らかい部分が炭化して タワシ洗いをすると よりはっきりと木目が現れます。 |
焼いた杉板をコンパネに貼り付け 型枠を組みます。 型枠の内側はこの様になっています。 木目がはっきりしていますね。 |
型枠を桟木と単管で固定します。 打ち放しのときより多くの 単管を用いてしっかり固定します。 木目をはっきり出すためには コンクリートの打設時に バイブレーターを多めに当てる必要があるため より頑丈な枠つくりが求められます。 |
コンクリートを流し込み4日ほどおきます。 この枠をバラス時期は天候により変わり コンクリートの乾き具合をみて決めます。 木目の付き具合に大きな影響を与える 期間です。 そして枠をバラすと… |
おっと まことに残念ながら紙面が一杯になってしまいました。??
この続きは来週また、報告させていただきます。
注: ネタ不足の引き伸ばし作戦では決してありません。はい!(汗)
See you next Monday.
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