只今作庭中…銭形水鉢に刻れた「吾・唯・足・知」
この記事についているタグ:設計藤倉です
こんにちわ。設計藤倉です。 今日から5月! 花粉も一段落し、好きな季節の到来です♪ さて… 先週の店長のブログでもありましたように 只今、本社置場では、庭を作っています。 …話は過去に遡ります…。 |
数週間前… 「ドスン、ドスン…。」 鈍い音が、本社の地面に響き渡ります。 …裏の置場に出て行って見ると 当社の造園のエース…否、センター (最近流行りの言い方)の 利根川さんが、石を置いてました。 |
それから、数日後…。 知らない間に、色々な種類の垣根が出来て 先日の石を置くと、日本庭園の形が うっすらと、見えてきました。 道路境界側に沿って作っているので インパクトは抜群です! その為、「よく、お声を掛けられる」 …と笑顔で作業する利根川さん♪ |
まだ、未完成ですが 植栽を植えると、雰囲気が一気にUPします。 また、この作業…技術継承の意味もあります。 利根川さんの指示に従って水鉢に 水を入れている、木下さん。 草花の知識が、No.1な職人さんです。 |
さて…水鉢が出てきましたが 水鉢には、様々な種類があります。 只今、製作中の庭にもありました 庭でよく見る水鉢…。 「銭形水鉢」とも呼ばれ、元祖は 京都は龍安寺(りょうあんじ)にあります。 これを寄進したのは、水戸黄門こと 徳川光圀と言われてます。 |
この水鉢をよく見ると、右のイラストになります。 真ん中を「口」と見立て 上から時計廻りに読むと… 「 吾 唯 足 知 」と見えますよね? 「われ ただ たるを しる」と読み… |
「足る事を知る人は、不平不満が無く、 心豊かな生活を送ることが出来る」 つまり… 「欲張らず、今の自分を大切にしなさい」 と言った意味なのでしょうね。 …煩悩全開のワタクシ…。反省です。 さて、この庭、いつ出来る事やら… 明日の店長のブログでも ご紹介しますので(多分?)お楽しみに〜☆ |
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