既存の沓脱石・蹲を再利用して四季の移り変わりを楽しむ庭を作る。世田谷区M様邸。220425Sa
この記事についているタグ:営業佐藤です
こんばんは。 アナログ・ヒゲおやじ・佐藤 です。街中はすっかり初夏になり、車のクーラーを入れて仕事に出ている私ですが、
まだワイシャツは長袖を捲って着ています。半袖を着るには朝晩がまだ寒いですね。
街路樹ではオオムラサキツツジが紫の花をたくさん付けています。
さて今回は、世田谷のM様邸のお庭作りをご紹介しましょう。
新築のM様邸ですが、以前のお庭の名残の マツ・モクレン・ウメ・シダレモミジが有り 沓脱石が2ケ・蹲(つくばい)が2ケ 在りました。 それらも活かしながら、庭を作ります。 |
和風の庭ですが、四季の移り変わりを 感じられることにテーマをおいています。 リビングと和室の両方から眺められる様に 配置を考えています… とは言っても、石も植木も同じものは無いので 持ってきた石や植木を見ながら作り上げる 職方さんのセンスに頼ること大です。 |
まずは 既存の沓脱石を 所定の位置へ移動させます。 300Kgを超える石を 大バールと丸太コロを使って移動させます。 |
大バールで石の下に隙間を作り そこに丸太コロを突っ込んでいきます。 |
大バールで押し、 僅かづつ方向を変えていきます。 |
位置が決まったら、石の下を掘って 据付ていきます。 |
蹲(つくばい)・飛石を仮置きしてみます。 |
こちらも仮置きをしながら、 大きな樹から決めていきます。 |
低灌木を植えて全体の様子を見ます。 飛石周りにタマリュウを配置します。 砂利を敷く部分には、防草シートを敷きます。 |
砂利を敷いて完成です。 今回の砂利は、ミカゲ質の 稲田錆砂利を使用しています。 |
蹲には手燭石と手桶石を配置して、海は那智黒石で埋めた
オーソドックスな作りをしています。
周囲の白い花は、アセビとコデマリ。梅雨にはヤマアジサイが咲きます。
和室側から見るとこの様な形で、道標灯篭が立ち
背後にユキヤナギ・ヤマブキが咲きます。
梅雨時期には柏葉アジサイが咲きます。
M様邸の庭苑造作いかがだったでしょうか?
静かな佇まいの庭になっています。
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