杉板型枠にとる木目のコンクリート塀の作業手順、世田谷のS様邸 第2回 190715Sa
この記事についているタグ:営業佐藤です
こんばんは。 アナログ・ヒゲおやじ・佐藤です。毎日梅雨空が続きますね。 ここ数年梅雨らしい梅雨が無かったので
正常に戻ったのかと思いきや、晴れないし・気温は低いし で反対に異常な様です。
体調を崩さない様にご自愛ください。
さて、前回の続きの「木目模様のRC塀」の製作です。
前回までで基礎ベースができましたので、地上部の木目模様壁を作ります。
外枠(道路側)を立て込みます。 白いプラスチックのついた全ネジの部品で 壁の厚みが決まります。 外枠は杉の板材で、木目がハッキリ出る様に 事前に表面を焼いて、その後水に漬け ブラシ・たわし で磨きます。 杉板の柔らかい部分が掘れて板目が くっきり出る様になります。 |
外枠が全て組みあがった状態です。 左上のグレーの円形のプラスチックは スペーサーといって鉄筋の位置を固定して コンクリート被り厚を確保する ためのものです。 この後さらにスペーサーを 取り付けていきます。 |
内枠を組んでいきます。 今回の計画では、 壁の内面は打ち放し仕上げのため コーティング材(黄色)を塗った コンパネを使用します。 |
型枠全体を単管で固定します。 この作業がしっかりできていないと 出来上がった壁が傾いたり ねじれたり平面で無かったりしてしまいます。 このあと生コンを流し込んで養生します。 |
そして型枠をバラスと…
木目の壁ができています。 | はっきりと木目が出せました。 |
バリや面の粗いところを修正して 完成です。 |
無機質なコンクリート造の塀を木目で仕上げる。 いかがですか? 植栽の緑と砂利の白とのマッチングも良いと思います。 ご自宅の外構デザインにも取り入れてみてください。 |
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