杉板型枠による木目のコンクリート塀の作業手順、世田谷のS様邸 第1回 190701Sa
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こんばんは。 アナログ・ヒゲおやじ・佐藤です。早いもので、2019年も半分が過ぎてしまいました。
…1年が早く感じるのは年老いた証拠…だと娘に言われました…
まだまだ、若い気でいたのですが…本人がそう思っているだけの様で
どうもジメジメと続く梅雨空のせいか、湿っぽい気持ちになってしまいました。
気を取り直して、雲の向こうの青空を見上げて行きますよ!
(気持ちの転換の早い、ヒゲおやじ です)
今回と次回は弊社の得意工事のひとつであります、
「木目調仕上げRC塀」をご紹介いたします。
まずは完成の全体像をご覧ください
木目仕上げRC塀の表面は、 木肌の模様(木目)がコンクリートで 表現されています。 木目模様により無機質なコンクリートの壁が 柔らかい印象になると共に 高さによる圧迫感も緩和されます。 |
施工手順をご紹介いたしましょう。
施工前の状態です。 道路は若干奥の方へ傾斜しています。 |
まずは底版を作るため掘削をします。 RC造の壁は、 組積造(ブロック造)の壁と違って 控え壁を設置しなくても良いのですが 転倒を防ぐため一定のベース幅と 根入れの深さは必要です。 |
砕石(石を砕いたもの)を入れ ランマー(転圧機械)で叩いて 充分に締固めます。 厚みは10cmあります。 この作業はとても重要で しっかりと行うことが大切です。 |
砕石の上にコンクリートを打ち 平らに均します。 これを「捨てコンクリート」といいます。 捨てコンクリートに寸法線を描いて 枠の位置や鉄筋の位置を決めます。 これを「墨出し」といいます。 |
次に底版のコンクリートを打設します。 コンクリートはJIS(日本工業規格)の 認定プラント(工場)から取れれば 安心です。 コンクリートの配合は、 設計時に指定されていますので その通りにプラントに指定します。 |
さて今回はベース(底版)まで作りました。
基礎がしっかりしていることは、建築でも外構でも大切です。
(もちろん、私の得意なボウリングでも同じです)
次回はいよいよ木目を出すための型枠を作ります。
乞うご期待。
17272HPSESU120B |
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