『行ってまいりました、社員研修旅行 古くからの建築・庭園デザインを現代のエクステリアに活かそう!』180517E
この記事についているタグ:設計遠藤です
こんにちは、設計の遠藤です。 今年は会社が50周年の節目という事で、 島根、鳥取、岡山へ社員研修旅行に行ってまいりました。 主な研修スポットは、 日本が世界に誇る名園、島根県の足立美術館。 そして、縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。 岡山県では、日本三名園である岡山後楽園です。 エクステリアプランナーとして 行く先々での造形物はとても参考になりました。 |
まずは、初日の足立美術館 あいにくの雨天でしたが、 濡れた樹木や、コケ、石や砂利は かえって濡れていた方が生き生きとして、 より風情を感じられました。 |
館内から庭を見るスタイルなので、 庭園内を散策する事は出来ませんが、 どこから見ても、 完成された絵画のような作庭は とても素晴らしいものでした。 枯れ葉一枚落ちていないので、 個人的には、 どのような管理をしているのか とても気になりました。 |
こんなちょっとした瓦や石の使い方は 是非、参考にさせていただきたいと思います。 |
こちらは、出雲大社の参道脇の木柵です。 いきなり、出雲大社っぽくない写真ですみません^_^; 石垣の上に置いている木柵の下の部分がすごいんです。 こうなっています。 ↓ ↓ ↓ |
石の形に合わせて木柵の木を削っています。 数メートルであれば何とかできるかも..........。 でも、このつくり、何十メートルも続きます。 すごい技術と根気です。 |
こちらはよく見る本殿です。 屋根は、 檜(ひのき)の樹皮を何層にも重ねて、 竹釘で固定した 檜皮葺き(ひわだぶき) という手法でつくられています。 曲線がとても優美です。 |
出雲大社では社員皆でご祈祷をしていただきました。
こちらは鳥取県の倉吉。 白壁土蔵地区にも立ち寄りました。 古い町並みはとても情緒があり、 白と黒のつくりは とてもモダンであるとも感じました。 黒の部分は焼杉板です。 |
現代でもふつうに使える技術で、 色、模様としても素敵です。 杉板は焼く事で、 紫外線から守られ耐候性・耐久性が増しています。 ただ、ここまで焼くと、 さわると炭がつくのでご注意。 どこかで使いたいと思います。 |
最終日は岡山後楽園、 見どころがたくさんありました。 こちらは、カキツバタと八橋、 白の渡り板とカキツバタの緑。 白と紫の花が素敵です。 |
こちらの建物は流店というそうです。 庭園の流れを建物内部い引き込んだつくり。 部屋の中を流れる水を 間近でのんびりと眺めることができる とても優雅な場所です。 エクステリアでも再現できそうです。 |
後ろに岡山城が見えます。 わずかな時間でしたが、 日暮れ時の岡山後楽園を 楽しく散策できました。 古い町並みや庭園で、 参考になるアイディアを たくさんもらって帰ってきました。 これからのエクステリア・ガーデンプランに 活用していきますので、お楽しみに。 ではまた。 |
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