スタッフブログ

世田谷区・目黒区・杉並区のエクステリア・外構・ガーデン工事は 世田谷エクステリアルームにお任せください

『行ってまいりました、社員研修旅行 古くからの建築・庭園デザインを現代のエクステリアに活かそう!』180517E

この記事についているタグ:設計遠藤です
こんにちは、設計の遠藤です。
今年は会社が50周年の節目という事で、
島根、鳥取、岡山へ社員研修旅行に行ってまいりました。

主な研修スポットは、
日本が世界に誇る名園、島根県の足立美術館。
そして、縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。
岡山県では、日本三名園である岡山後楽園です。

エクステリアプランナーとして
行く先々での造形物はとても参考になりました。
travel_happy_men
P1130983

まずは、初日の足立美術館

あいにくの雨天でしたが、
濡れた樹木や、コケ、石や砂利は
かえって濡れていた方が生き生きとして、
より風情を感じられました。
P1130987
館内から庭を見るスタイルなので、
庭園内を散策する事は出来ませんが、
どこから見ても、
完成された絵画のような作庭は
とても素晴らしいものでした。

枯れ葉一枚落ちていないので、
個人的には、
どのような管理をしているのか
とても気になりました。
P1130999

こんなちょっとした瓦や石の使い方は
是非、参考にさせていただきたいと思います。
P1140054
こちらは、出雲大社の参道脇の木柵です。

いきなり、出雲大社っぽくない写真ですみません^_^;
石垣の上に置いている木柵の下の部分がすごいんです。
こうなっています。
   ↓
   ↓
   ↓
P1140058

石の形に合わせて木柵の木を削っています。

数メートルであれば何とかできるかも..........。
でも、このつくり、何十メートルも続きます。
すごい技術と根気です。
P1140076

こちらはよく見る本殿です。
屋根は、
檜(ひのき)の樹皮を何層にも重ねて、
竹釘で固定した
檜皮葺き(ひわだぶき)
という手法でつくられています。
曲線がとても優美です。

 出雲大社では社員皆でご祈祷をしていただきました。


P1140104

こちらは鳥取県の倉吉。
白壁土蔵地区にも立ち寄りました。

古い町並みはとても情緒があり、
白と黒のつくりは
とてもモダンであるとも感じました。

黒の部分は焼杉板です。
P1140105
現代でもふつうに使える技術で、

色、模様としても素敵です。

杉板は焼く事で、
紫外線から守られ耐候性・耐久性が増しています。

ただ、ここまで焼くと、
さわると炭がつくのでご注意。

どこかで使いたいと思います。
P1140215

最終日は岡山後楽園、
見どころがたくさんありました。

こちらは、カキツバタと八橋、

白の渡り板とカキツバタの緑。
白と紫の花が素敵です。
P1140222
こちらの建物は流店というそうです。

庭園の流れを建物内部い引き込んだつくり。
部屋の中を流れる水を
間近でのんびりと眺めることができる
とても優雅な場所です。

エクステリアでも再現できそうです。
P1140248
後ろに岡山城が見えます。

わずかな時間でしたが、
日暮れ時の岡山後楽園を
楽しく散策できました。

古い町並みや庭園で、
参考になるアイディアを
たくさんもらって帰ってきました。

これからのエクステリア・ガーデンプランに
活用していきますので、お楽しみに。

ではまた。

この記事についているタグ:設計遠藤です

〒156-0044
東京都世田谷区赤堤1-10-12

TEL:03-3327-1192
FAX:03-3327-1191