お庭とストレス・病気予防の関係性。庭園ってスゴイです。
この記事についているタグ：設計上林です
 | こんにちは。 世田谷エクステリアルーム 設計 上林です。 奥間ブログでご紹介されていました、 日本ガーデンセラピー協会の講演会に参加してきました。 |
 | 今回はちょっとまじめなお話になります♪ 造園・エクステリア方面だけでなく、医療界や建築界からみた、 植物・自然の大切さをあらためて実感することができました。 |
星薬科大学の塩田先生が園芸療法による実験をおこなったお話。
被験者に室内で椅子に座って動かず、しゃべらず15分のストレスをかけ、その後Ａグループは室内でおしゃべりを40分 Ｂグループは庭に出ておしゃべりを40分した実験。 ↓ ↓ ↓ ストレス負荷後に室内にとどまったＡグループは 庭に出たＢグループとの抗酸化値を比べると Ｂの庭に出たグループの方が抗酸化力が高いことが分かったそうです。 |  |
 | 抗酸化とは＝人は身体に取り入れた酸素のうち、2〜3％は酸化力の強い活性酸素（フリーラジカル）といわれるものになります。 活性酸素は細胞を酸化させ、糖尿病や高脂血症、肝臓機能の低下等を引き起こす原因となります。 活性酸素は加齢やストレスによって増えます。活性酸素を除去することを「抗酸化」といいます。 抗酸化力が高いということは、活性酸素を除去する力が高くなるため、 ストレスの緩和や病気にかかりにくくなるということです。 |
 | 結果として、ガーデニングを行った方がコルチゾール（ストレスホルモン）の値が下がり、よりストレスが軽減されたことを示すそうです。 |
研究として数値で説明されるとあらためて庭や植物のすごさを実感します！学校の授業を思い出してしまいました。
ストレス社会の日本にとって「庭」「緑地」が今後ますます重要になっていくのだなぁと考えさせられる講演会でした。
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