和洋折衷のお庭・外構 ポイントを学びに行きました。
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こんにちは世田谷エクステリアルーム設計上林です。先日に引き続き旧古河庭園をご紹介したいと思います。
旧古河庭園のお庭は大きく分けて洋庭(洋館)・ツツジ庭・和風庭園となっています。 洋庭は先週ご紹介したように、バラ園となっており、その続きにツツジの刈込が美しいテラス式の庭園が広がります。 |
和風庭園に入る部分は黒ボクの石積みで作られた土留めにモミジなどの落葉樹が配植されています。逆に和風庭園から洋風庭園に向かっていくと、暗がりから目の前が広がり、建物が一層際立ちます。
洋風と和風の境目が綺麗に調和されているのがとても素敵で、勉強になりました。
そのまま雑木風の小道を進むと流れがでてきます。
渓谷を模した流れは人工物とは思えない造りです。 自然の風景をそのまま活かしたように見えますが、盛り土から造景しているから驚きです。 小川治兵衛の作品の中でも有名な場所だそうです。 |
その小道を抜けると洋館などなかったかのような純和風の回遊式庭園につながります。 こんなに広かったのか。。。とあらためて驚く絶景です。大きな灯篭と色づき始めた葉が池に映りこみとても美しいです。 昔のお庭は本当に贅の極みだなあ。。。と感心してしまいます。 何よりお金持ちしか造れなかったのでしょうが。。 和洋折衷のお庭の代名詞 旧古河庭園でした。 |
また、ここでもありました! 「元祖ガーデンルーム」 縦格子のラインが特徴的で、細かな飾りのデザインが時代を感じさせます。添え木のシュロもアクセントになっていてピッタリです。 シュロは強健ですので、敷地の狭いお家にはおすすめできませんが、特徴のある樹ですので、変わったシンボルツリーをお探しの方におすすめです。 建物とマッチしたおしゃれなガーデンルームです。 |
東京でアクセスも良いのでぜひバラの時期に訪れてほしいオススメの公園です。
個人的に庭園をくまなく満喫してしまいました♪
一応お勉強にいったはずで。。。何か収穫できてれば良いのですが。。。
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