ナチュラルクールモダン・オープンだけど程よい閉鎖感のある外構・・・世田谷区H様邸
こんにちは。 世田谷エクステリアルーム 設計 上林です。 長友ブログでもご紹介させていただきました、世田谷区H様邸を設計面よりご紹介したいと思います。 ナチュラルクールモダンスタイルの新築オープン外構(世田谷区H様邸) |
H様の要望は大きく5つ
○シンボルツリーを目立たせたい
○自転車置き場は目隠ししたい
○ナチュラルだけどクールな外構にしたい
○表札を建物壁につけたい
○宅配ボックスをつけたい
敷地の形状は都内で良くある車一台とアプローチ兼駐輪場がつくれるスペースです。 H様邸の場合これに加え、設計GLが高かったため、階段が5段ほど外構で必要で、 かなりコンパクトに抑えなくてはなりませんでした。 |
そこで階段を斜めにし、シンボルツリーを建物の真ん中に植えることで表札を際立たせ、
アプローチをしっかりと取ることにしました。
また、階段の片側はLIXILの新商品デザイナーズレールをつけ、転落防止と、表札・シンボルツリーとのバランスで統一しました。
逆側は花壇とし、小スペースで草花を楽しめます。
シンボルツリーの木漏れ日が奥様が用意してくださった表札にかかり、かなり良い空間となっています。 |
自転車の目隠しは化粧左官仕上げの壁だけでなく、
タカショーの千本密格子と併用し、しっかりとした目隠しと、程よい透け感としています。
今までの格子に比べ幅が狭いので、真正面からでもかなり目隠しが出来ています。
タカショーの千本密格子は、玄関前でスペースが無いお宅などの目隠しに、かなりおすすめです。
また、その裏に生活感が出ないようポストやインターホン、 宅配ボックスをシンプルに設置しています。 宅配ボックスは据置型なので、強度的にも安心です。 |
舗装はシンボルツリーを目立たせるために、メイクランドのジャーブルストーンをストレートに配置。 160角なので、植栽帯のサイズ、アプローチのサイズとも5枚でちょうど良くバランスがとれました。5枚という枚数が個人的にお気に入りのアプローチです。 ピンコロ舗装よりお安くできるのも、オススメです。 |
また、これだけでは階段とインターホンからの動線が切れてしまいますので、控えめに砂利ラインを3方面からつなぎました。 ラインだけですと唐突感があったので、コンクリートの鋭角部分のひび割れ防止も含め、ポイントライトを集中点に入れています。 |
最初は営業長友と敷地的にどれを削るか頭を悩ませましたが、 H様のご希望が一通り収められることができて、設計として満足です。 H様今後共よろしくお願いいたします。 玄関前ブルーベリーの実が収穫できる頃、遊びに行きます。 |