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「安心してください!狭い場所でも土留めができるんです!」古い大谷石と万年塀の撤去と、狭い場所での土留擁壁の新設 宮野古民家自然園 230706E

この記事についているタグ:設計遠藤です施工事例
こんばんは、
設計の遠藤です。

先日、とても狭い場所に
土留擁壁をつくらせていただきましたのでご紹介いたします。
building_japan_kayabuki
左から施工前11 38 09 /


道路沿いに古い大谷石の土留めと
万年塀があります。
右から施工前_10 31 21 /

反対側からです。
根張で万年塀破損10 31 39 /
大きな木の根が大谷石と万年塀を押して、
一部破損が発生している状態でした。
敷地内はギリギリのところに樹木や建物があり。10 43 25 (2) /
塀の内側から、
樹木が万年塀を圧迫している状態。

 道路に面していてこのままでは危険なので、
 土留めと塀を安全なものへ作り替えたいというのがご依頼主様からのご要望でした。

 ただ、写真を見てのとおり、塀の内側すぐに建物と樹木があり、
 通常の施工方法では、建物と樹木が干渉して施工ができないのです。

 さらに、できれば、
 できる限りこれを残したいという 重要なミッションもいただきました。


左から古い塀を撤去
右から_古い塀を撤去
 ↑
 大谷石と万年塀を撤去したところです。
 道路からギリギリのところに建物と樹木があります。


型枠ブロック土留め基礎





↑通常の施工は
このような構造の土留めをつくるのですが、
今回のケースでは規定サイズのベースをつくることができません。
既存の建物や樹木を撤去しなくてはなりません。

ですが、
「安心してください! 狭い場所でも土留めができるんです!」
 少し特殊な工法であれば、実現できるんです。

こちらが施行後の写真です。 ↓


右から施工後_IMG_2670
左から施工後_IMG_2675
  安心、安全な土留擁壁ができました。
  いかがですか?

  どのように施工したかは次回以降でご案内します。
  お楽しみに!

  ではまた。

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