『思いの詰まったシンボルツリーを残してつくった ローメンテナンスなリゾートガーデン 小金井市O様邸(1)斜めライン』
こんにちは。設計の遠藤です 当店の庭に霜柱ができていました。 ...寒いはずです。 霜柱は地表面の温度が0°C以下になって 地中の水分が毛細管現象で吸い上げられて 地表で凍っていくことでできる現象です。 |
ところで植物にもシモバシラという名前の 山野草があること ご存知ですか? シモバシラ_ 山野草で検索してみてください。 枯れた根本に 芸術的な霜柱を付けるそうです。 実際に見てみたいものです。 |
さて、2週に渡って店長が小金井市O様邸をご紹介させていただいておりますが、
今回は、設計目線で私、遠藤がご案内いたします。
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タイル貼り主体のローメンテナンスなガーデンにリフォームするという内容でした。
その際、ハナミズキとユズとバラを残して600×300□のタイルでプランをとの、
ご要望をいただきました。
ベンチは庭の南東に斜めに配置し、 かつ2段階のコーナーを作って 形成しました。 斜めに配置しているのは、 建物に対して斜め方向に貼った 600×300□の床タイルと 方向性を合わせたからです。 |
床タイルの貼り方向を斜めにすることで、 視界に変化と面白さが生じ、 さらに北西角の入れ口から見たときに ちょうど横向きになったラインが ガーデンに広がりを感じさせてくれる 効果が生まれています。 |
ベンチのコーナーは 単なる直線では 単調になってしまうために アクセントとして設けました。 視点が変わって面白さが生まれます。 |
夜間の照明時には このベンチのラインがより際立ちます。 |
今回のガーデンでは、
タイル貼りの斜めのラインと
お母様の思いの詰まった大きなハナミズキと、
ハナミズキ囲う為に設けた 斜めのベンチのラインが
デザインのベースとしての重要な構成要素となりました。
次回も引き続きO様邸を詳しくご案内していきます。
お楽しみに。
では、また。
170126